漫画家の卵

先日、小学校四年の姪っ子が「マンガを描きたい」と言うので、ペン先とペン軸とインクと紙を買ってあげた。
ペン軸はGペンとカブラと丸ペン。
小学生が丸ペンを使いこなせるとは思わないが、まあ、なんでも触らせてみるのも悪くはないか、と。

私が最初に手にしたペン先はカブラだったなー。
やっぱり小学校四年の頃だったと思う。
親に「ペン先とペン軸が欲しい」って言ったら、たまたま親父の机にあったのがそれだった。
最初は広告の裏に描いたり、親父が教師だったからその流れで藁半紙がいっぱいあったのでそれに描いたりしてたっけ。
親父の机には青いインクしかなかったから、習字用の墨汁で間に合わせていた。
自分で道具を買いそろえられる程のお小遣いももらってなかったから、Gペンはあこがれの存在だったなー。
高校生の頃に丸ペンも買ってみたけど、私には使いこなせなかった。
懐かしい。

一通り道具の遣い方を説明して、やらせてみる段階になって「お手本が必要」という事になった。
どーやら「線の強弱」ってのがわからないらしい。
やってみるか、ってなわけで、かれこれ四半世紀ぶりにペンを握ってみる。

さすがに時の流れは残酷なもので、以前のようにペン先は走らず。
ペンってこんなに描きにくいものだっけ?なんて思ってみたり。
まだインクの乾いていないところをこすっちゃったりなんていう、初歩的なミスを連発してみたり。
鉛筆みたいにさらさらとは描けないものなのね。
それでも、姪っ子には強烈な印象を与える事は出来たようだった。
目ぇ、まんまるにしてたもの。

ちっともうまく描けなかったけど、久しぶりのペンの感触は意外にも新鮮、であった。
そのうちどこかでまた触ってみてもいいかも、なんて思ってみたり思わなかったり。
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by mtfeather | 2009-10-12 23:59 | 日記  

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