レイアウトのこと

この何年かで思ったこと。

見た感じでレイアウトを起こせる人が、いない。
ゼロではないのだろうけど限りなくゼロに近い。
見た感じ、というのを言葉で説明するのはとても難しいのだけど、むりやり言葉にするなら「スコーンと(空間が)抜けて見える絵」と言ったところか。
無理矢理言葉にしていることだから、言われた相手のほとんどはポカーンとなるのがほとんどだったりする仕方ないっちゃあ仕方ない。

ガイドとしてのパース線はあるていどひつようだったりするのだけど、多くの場合、私は消失点をとらない。
もちろん、最低限、画面を安定させるためにアイレベルだけは気にしますが。
消失点をとると、製図みたいな画面になっちゃって、自然な感じが殺されてしまうもんね。
どうも、その感覚が分からない人が多いらしい。

弊害として。
消失点がないと、美術の人が理解できないらしい。
空間というか、空気感というか、そういった物を表現してもらえない。
奥行きのある、キャラの足元まで入っているようなカットなどが顕著。
なんだか妙にぺたーんとした背景が上がってきて、セルとの距離感が全くあわなくなったりすることもしばしば。

見た感じで絵にする、と言うことの面白さを伝えるのって、とても難しい。
難しいけれど、そのぐらいはスタート地点として当たり前であってほしい、な。

誰か有名な人がそれを「スタンダードであれ」って言ってくれりゃあいいのに。
つくづく、おのれのネームバリューの低さを恨めしく思っちゃう。
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by mtfeather | 2011-09-20 23:59 | アニメのこと  

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