不覚にもデジカメを忘れたので写真はナシ

ちょっとしたお誘いがあって、ちょっと前にこれを見てきた。
西武池袋店の「デビュー55周年記念 ちばてつや原画展 ~あしたのジョー原画100選~」。

展示物はちばてつやのデビュー作から年代順に様々な作品群の生原稿が並ぶ中、メインは催しのタイトル通り「あしたのジョー」。
並べて見てみると、ちばてつやのリアリティの追求度合いが見えてきて興味深い。

絵柄は漫画的なフォルムを保ちつつ、ディテール…質感へのこだわりがとにかく目を引く。
印刷されたときに見えようが見えまいが関係ないね、と言わんばかりに自身のこだわるディテールの描き込みは感嘆に値する。
布であったり皮であったり肌であったり、その質感は様々であるけれど、マンガというメディアでの表現の可能性を試す、若きちばてつやの姿が垣間見えて楽しい。
欲しい絵に対して漫画家にお馴染みのペンにこだわらず、サインペンやら色鉛筆やらクレヨン(←たぶん)やらツールの選び方も貪欲だ。
時代の空気が見える。

ツールに関してはちばてつやに限らず、この時代の人たちは何でもかんでも、って感じだった。
ダイナミックプロなんかはとてもわかりやすく、大胆にツールを持ち替えていた。
そんなのに子供の頃から馴染んでるんだから、今時のマンガに興味が持てなくなるのも仕方ない……なんだか言い訳くさい。

そしてやはり、ディテールの追求というテーマにおいて言えば、ちばてつや的には「あしたのジョー」がその頂点にあるのだ、ということも見えてくる。
並べてみるとなんたって「ジョー」だけ異質。
その意味だけで言っても、ちばてつやにとって「あしたのジョー」はやはり特別な作品だったのだろう、ねー。
梶原一騎の影響も少なからずあるのだろうか。
あるんだろーね。
わかんねい。

連載開始時から展開がハードになっていくのに伴って、ちばてつやのボルテージもぐんぐん上がっていく。
これをリアルタイムで体感できた人は楽しかったろうなぁ。
私ももう何年か早く生まれていれば、なんてことを言ってもしょーがない。

…むー、まとまらん。
長くなってきたし、酔っぱらってきたし、せっかく書いたからまとまってなくても推敲なしでこのままUP。
ライブ感…!

とにもかくにも、さそってくれた某嬢に感謝。
時期的にお誘いがなかったらあきらめてたところでした。
ことさら、今年はそんなのばっかだったし。
ありがたや。
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by mtfeather | 2012-11-26 11:34 | アニメのこと  

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