カテゴリ:アニメのこと( 69 )

 

昨日の続き

結局、我慢できなくて1話だけ観てしまった。
…すごい…なにもかもが桁違い。
なんちゅう密度だ。
あっという間に30分が過ぎてしまった。

格調高い作風と、アクの強い主人公のデザインと性格設定。
お子様過ぎてついていけなかったんだろうなぁ、当時の羽山さんには。

あ、タイトルは『赤毛のアン』です。
超楽しみ。
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by mtfeather | 2014-03-19 00:10 | アニメのこと  

名作!名作!!

先日、ひょんなことから『母をたずねて三千里』を通して観た。
断片的に観たことはあっても、一話から通して観たのは初回放送時以来、か。
あらためて観て、しかもプロに…しかもベテランの目で見て思うのが「よくできているなぁ」ということ。
客観視点で描かれる演出は実に丁寧。
…なんていう当たり前な感想はどーでもいーか。

当たり前ついでに言ってしまうと、なんと言っても絵力(えぢから)が圧倒的。
普通に描かれすぎていて印象に残らないようなところが実にうまい。
とくに印象に残ったのがキャラクターの動かし方の見事なこと。
最小限の枚数で感情になぞらえた(ときには感情を押さえ込んだ)芝居が素晴らしい。
アニメの文法に置き換えた上で、ちゃんと人間の動きが描けている。

何話だったけなぁ…
野宿をするペッピーノ一座のところで、毛布にくるまりながら横になるフィオリーナのカット。
無駄に色気のあるポーズだったりして「なんだ今の???」…ってなんか、すごい。
こーゆーのが「上手い動き」って言うんだよ。

(´-`).。oO(見とけ、わかいの)

この完成度で毎週、なんて考えるだけでも恐ろしい。
見る側からしたら、これほど幸せなことはないけど。
宮崎駿、当時三十代半ば。
全話レイアウト担当。
おそるべし。

余談だけど、私の記憶よりアメデオはマルコの邪魔してなかった。
どーもパブロの一件がそーとー強く記憶に刻まれていたようで。
むしろお役に立っていることの方が多かったようで。
ごめんよアメデオ。

最終回、よかったなぁ。
1話からじっくり観てきた人たちへのご褒美、って感じで。

さて、そんな流れで以前からなんとなく気になっていた『ペリーヌ物語』も観てしまった。
これも初回放送当時以来の視聴。
私のポンコツ頭脳には、中盤からぐいぐい面白くなっていったように記憶されていたのだ、けど…

果たして、まったくその通りであった。
とてもお行儀のいい序盤は、お世辞にも面白いと言えるものでなく。
当時、『ダンガードA』からの流れで観ていたのは間違いないのだけど、これじゃあ断片的にも記憶に残ってないのも納得。

ところが、パリについてからは主人公の魅力が徐々に発揮され始めて、マロクールで発動。
俄然、面白くなる。
残り数話での実質的な最終話(と言っていいと思う)でのフィリップ弁護士の「最後の調査」のくだりで一気にクライマックス!
前々話数でのフィリップ弁護士の伏線も効いてるし。
マロクールに来てからその存在意義が疑問だったバロンがようやく意味ある存在に。
切れ者だなぁ、フィリップ先生。
心地よいカタルシスに、序盤のアレコレなんて些細なこと、許せちゃう。
この辺の展開、よく憶えてる。
子供心に「これ、面白い!」って思った記憶が。
羽山さん12歳。

ラスト数話はお行儀よく爽やか。
一話にまとめられたんじゃないの?なんて思ったりもするけど、とくに言及するほどのことでもなく。
まぁ、よろしいんじゃないんでしょうか、なんて爽やかに終わろうとしたところでの、あまりにも品行方正なナレーションで腰砕け。
アレはなくても良かったんじゃないかなぁ。

予告編が前話までの使い回しだけだったり、新作でも止め絵だったり、本編中でセリフが絵と合ってなかったり、効果音がついてなかったり(どちらもアフレコ時に絵が間に合ってなかったと思われる)…などと、かなりスケジュールが厳しかったことがうかがえる。
今どきのアニメの比ではないとは思うけど。
真っ向勝負の演出に対応する作画も相当大変だったのではなかろうか。
というわけで作画のことも少々。

さすがに天下の『三千里』直後の視聴だったので見劣りするけど、馬やらロバやら馬車やら、実際描くとなればとてもめんどくさくて難しいものも難なくこなしている画力はさすが。
動物をどんな角度でも説得力ある絵で芝居までつけたりしているのは見事。
リアルであるけど極限までディテールを削り落としたキャラデザインは、描き手を選ぶ。
少ない線の一本一本に込められた情報量がすごい。
納得いかない人は描いてみ。
難しくって描けないから。

(´-`).。oO(描かねー、ってか。そうか)

ただ、ある意味「記号化」と言ってもいいほどの簡略化の副作用として、キャラクターの魅力が乏しくなってしまっているのは惜しい。
芝居付けもギリギリまで簡略化されているので、その魅力は伝わりにくい。
ロング時のポージングなどは抜群に上手いのだが、その画力の高さが一般人に伝わるものかどうか。
ん……それはどーでもいい話、か。

後半になると作画陣が画風に慣れたのか、細かいニュアンスをつかめたのか、キャラクターも暖かみを持って魅力的になってくる。
物語の展開も相まって感情移入しやすくなる。


で、
だ。

こんな流れでちょっとした名作アニメブームの渦中の羽山さんだったりしますが。
名作中の名作と誉れ高いタイトルのアレのDVD-BOXをうっかり衝動買い。
初回放送時は主人公のアクの強さに途中脱落、中盤で視聴復帰、ということで通して観たことはなかったりするわけです、が。

ちょっと忙しくなってきたぞ。
視聴のタイミングは慎重に探った方がよさそう。
無防備に観始めてうっかり面白かったりしたら一気観しかねないから。
危険危険。
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by mtfeather | 2014-03-17 23:36 | アニメのこと  

30周年でしたよ

今年もすでに6月に入って「もう6月かよー」などと愚痴っぽくなる今日この頃の今さらですが、今年、アニメーターを始めて30周年でした。

正直に言うと、少し前から気がついてはいたのですけど、なんというか、時機を逃してしまったというか、せめて年明けにでも気付いていれば区切りもよかったろーになーンて感じで、なんとなく先送りになっちゃったり。
いっそのこと、どこかの誰かさんが「羽山さん、30周年じゃん!」と勝手に告知してくれれば、私が余計な心配をすることもなく…ハハハ、勝手な言い草ですねー。
実際のところ、一人だけ「30周年だねー」ってメールをくれた人はいましたけど。
ありがたや。

で、実際に30周年を迎えてみたところで、「べっつにー」ッてのが正直なところ。
それは、学校を卒業したからとか、社会人になったからとか、成人を迎えたからとか、30歳になったからとか、40歳になったからとかと同じで、「はァ、なりましたか」って感じ。

それがイヤであるとか、はたまた好き嫌いに関わらず受け入れる、なんて大げさなものでもなく。
それでもまぁ、数字だけで30年っていう年月を考えれば、そりゃーやっぱり世間的には大ベテランの認識を受けるわけであって。
私がどーこーって問題ではない。
なので、ベテランらしく、その自覚を持つことぐらいは心がけなくっちゃねー、ぐらいのことは心にとどめておこうと思ったり思わなかったり。

まー気がつけば30年。
とくにこれといった感慨もなく。
あ、いや。
まだ19歳の頃に劇場の『北斗の拳』のスタッフルームに入ったとき、須田さんが「僕なんてまだ20年だよ」なんてことを言ってたっけなー。
それを思うとなんとなくアレである。
上手い言い回しが浮かばぬ。

私としては30年続けたなりの「これでどーだッ!」って仕事を残せたのかが気がかりだったりしますが。

個人的な10周年記念作品は最初のOVAの『ジョジョの奇妙な冒険』。
同じく20周年記念作品が…あ…アレかー……
ちょっと悲しい気持ちになってしまった。
まぁ、いいや。
ハテサテ30周年記念作品は、なんなんでしょーねー?
乞う御期待!

…などと自らを鼓舞してみる。
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by mtfeather | 2013-06-03 20:44 | アニメのこと  

白箱

そーいや昨夜とある白箱が届いていたのであった。
早速見てみる、が片目が塞がってよく見えぬ。
よりによって利き目の方だからなおさら…どっちの目でも関係ないか。

腫れが引いたらちゃんと見てみようっと。
とにもかくにも関係者の皆様、お疲れさまでした!
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by mtfeather | 2013-05-11 03:25 | アニメのこと  

不覚にもデジカメを忘れたので写真はナシ

ちょっとしたお誘いがあって、ちょっと前にこれを見てきた。
西武池袋店の「デビュー55周年記念 ちばてつや原画展 ~あしたのジョー原画100選~」。

展示物はちばてつやのデビュー作から年代順に様々な作品群の生原稿が並ぶ中、メインは催しのタイトル通り「あしたのジョー」。
並べて見てみると、ちばてつやのリアリティの追求度合いが見えてきて興味深い。

絵柄は漫画的なフォルムを保ちつつ、ディテール…質感へのこだわりがとにかく目を引く。
印刷されたときに見えようが見えまいが関係ないね、と言わんばかりに自身のこだわるディテールの描き込みは感嘆に値する。
布であったり皮であったり肌であったり、その質感は様々であるけれど、マンガというメディアでの表現の可能性を試す、若きちばてつやの姿が垣間見えて楽しい。
欲しい絵に対して漫画家にお馴染みのペンにこだわらず、サインペンやら色鉛筆やらクレヨン(←たぶん)やらツールの選び方も貪欲だ。
時代の空気が見える。

ツールに関してはちばてつやに限らず、この時代の人たちは何でもかんでも、って感じだった。
ダイナミックプロなんかはとてもわかりやすく、大胆にツールを持ち替えていた。
そんなのに子供の頃から馴染んでるんだから、今時のマンガに興味が持てなくなるのも仕方ない……なんだか言い訳くさい。

そしてやはり、ディテールの追求というテーマにおいて言えば、ちばてつや的には「あしたのジョー」がその頂点にあるのだ、ということも見えてくる。
並べてみるとなんたって「ジョー」だけ異質。
その意味だけで言っても、ちばてつやにとって「あしたのジョー」はやはり特別な作品だったのだろう、ねー。
梶原一騎の影響も少なからずあるのだろうか。
あるんだろーね。
わかんねい。

連載開始時から展開がハードになっていくのに伴って、ちばてつやのボルテージもぐんぐん上がっていく。
これをリアルタイムで体感できた人は楽しかったろうなぁ。
私ももう何年か早く生まれていれば、なんてことを言ってもしょーがない。

…むー、まとまらん。
長くなってきたし、酔っぱらってきたし、せっかく書いたからまとまってなくても推敲なしでこのままUP。
ライブ感…!

とにもかくにも、さそってくれた某嬢に感謝。
時期的にお誘いがなかったらあきらめてたところでした。
ことさら、今年はそんなのばっかだったし。
ありがたや。
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by mtfeather | 2012-11-26 11:34 | アニメのこと  

14歳

自我、というものを明確に自覚したのが14歳。
多少の前後はあれ、大方はそんなもんだろう。

私の14歳は1979年。
アニメに傾倒しつつあった少年期の私にとっては、あまりにも大きな、大きな影響を残す作品群。
もちろん、自我が覚醒する直前の数年間の積み重ねは、重要なファクターであったりもする。

幸か、不幸か…!
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by mtfeather | 2012-10-06 06:27 | アニメのこと  

白箱届く

先月、作業していた某作の白箱が届く。

さっそく自分の仕事をチェック…のつもりが、気分はすっかり視聴者。
ニヤニヤしながら楽しく拝見させていただきました。
そーいやこれ、いつ解禁になるんだろ?

あれッ?O嬢もやってたのかー。
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by mtfeather | 2012-08-03 23:13 | アニメのこと  

これも今さらですが

『聖闘士星矢Ω』観たよ。
とりあえず4話まで。

少々ぬるめだけど、新規のお子様を取り込むには悪くない、かも。
旧作からのファンは不満、かも。
と言ったところ、かな。
でも、子供心に観たい絵面は、やっぱり主人公がカッコイイ展開、かも。
それがまだ出せないのなら、それを凌駕する牽引力が欲しいところだけど…
一回強くなっちゃうと、あとはインフレしかないからなぁ。
まあ、今後の展開に期待。
有名タイトルゆえ、外野はうるさいものです。

私個人の感想としては、作画頼りの演出にやや不満、かな。
テレビシリーズの安いギャラでやらされる原画マンがかわいそうだ。
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by mtfeather | 2012-06-27 05:49 | アニメのこと  

アキレスと亀

数年前にやった『アキレスと亀』のアニメパート、今頃になって確認。
全然できてない手応えだったから、まあまあに見える不思議。
要求された内容からすれば充分です。
タイトルのカットは私じゃないな。
浜津さんが描いたんだろうか?
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by mtfeather | 2012-06-27 05:29 | アニメのこと  

白箱届く

ちょっと前までやっていた仕事の白箱が届く。
さっそく通して見てみる。

ぶっちゃけ、時間がかかり過ぎてしまったので、私としては何もいう事はない。
実につらかった……ま、その話はどーでもいーか。
関係したすべての方々に感謝の言葉しか、ない。
よくぞ粘り強く辛抱してくださった。
大満足です。
ありがとうございました。

受け手の皆様の目に触れるのはいつになるのかは、聞いてないのでわからない。
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by mtfeather | 2012-03-29 22:58 | アニメのこと