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『IRON MAN』を観てきた

IRON MAN煮詰まったので映画でも観てみることに。
駅前のシネコンまで、何となく面白そうな『IRON MAN』を観に行く。

序盤の展開で少々不安になったものの、トータルで面白かった。
中盤以降のスーツを開発して行く下りがとても楽しかった。
役者陣も盤石の布陣で文句なし。
話自体はそこそこだけど、誕生篇としては上出来、かと。
無意味に恋愛話にならなかったのも好印象。

職業柄の視点からで言うと、CGパートが特によく感じた。
とてもナチュラル。
不自然さを感じない重みのある動かし方がすばらしい。

『スパイダーマン』や、先日CSで観たウルトラマンの映画(この二作品のCGパートは私の中では同列。予算の大小の関係なしに見せ方の問題。「好み」の一言で片付けられるレベルではない)とは段違い。
『スパイダーマン』なんて、すごく楽しみにしていたのに、予告で見たCGのヘボさで観に行くのをやめちゃったもんね。
本物を知らずに技術だけを持っても(それすらも寂しい場合もあるけど)、意味のないことなのだ。

いくつかCGなのかライブなのかわからないカットがあった。
ライブ映像に巧みにCGを絡ませている。
プロデューサーの意向なのか、監督の好みなのかはわからないけど、その志向は正しいものだと思える。
いわゆる特撮もそうだけど、CGってのは本来目立っちゃぁいけないものなのだ。勝負に出ているカットは別にして。
自由に使えるものだからこそ、その選択の仕方が、センスの問われるものなのだ。
映画の見方としては間違っているのだけど、そんなところを感じられたのがうれしかった。

by mtfeather | 2008-10-04 23:59 | 映画・TV・DVD  

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